フリーランスの取引先はどうやって決める?報酬だけを気にしてない?

あんこなら粒あん派。どうも、Anyaです。

フリーランスの方はリスクヘッジも兼ねて取引先は通常複数ある方が多いのではないかと思いますが、どういう基準でどこと取引するか決めていますか?

売上を最大化させるのに最適な選択を

ここでは、複数社から仕事の依頼が継続的に来ていて自分が選べる立場であることを前提として話しますが、売上を上げるんだったら、メイン取引先を決めるに当たっては報酬は最重要要素の1つだと思います。

ですが、報酬単価だけではなく他の要素も結構大事になってきますね。取引先を選ぶ条件としては

  • 報酬・単価
  • 納期
  • 1件あたりのボリューム
  • 依頼頻度
  • 依頼内容

あたりが重要になってくるでしょう。

単価が高くても自分の専門外の分野ばかりのクライアントだったらあまり売上は期待できませんよね。1つ1つのボリュームがいつも小さいところも手間がかかって売上は低くなりがち。短納期ばかりでは安定した収入が見込めず不安に駆られてしまうでしょう。

Anyaは現在大体3社の仕事を受けていますが、3社を表にしてみると下のようになります。

報酬 納期 ボリューム 頻度 内容
A社 ○~◎ ○~◎
B社
C社 △~○ △~○

A社はほぼ文句はないので優先して受け、B社やC社から依頼があった場合は、内容と量次第で余裕があれば適当に入れていくようにしています。B社のお得意分野はあまり好きじゃないものが多いので、仕事の楽しさでいうとC社を優先したいですが、C社は依頼頻度も1件あたりのボリュームもイマイチなのでそこら辺が中々判断に迷う部分です。

現実的には3社同時に同じような納期で依頼があることなんてないので、連絡順で判断せざるを得ませんが、内容や条件的に気の進まないものは適当に理由を付けて断ることはままあります。

他の単価が△だと思うところはかなり余裕がない限りは基本的に断ってます。本気で嫌になったら契約解除をその内申し出ることも最近ぼちぼち考え中。

支払条件、こちらばかり損してない?

毎月仕事を受けるようなところだとじわーりじわーりと売上に響くのが支払条件です。

なんとなく低単価のところに多い印象なのですが、報酬の振込手数料がこちら負担というのは積もり積もると結構な額になります。

海外だとさすがに仕方ないかなとは思うのですが、国内では振込手数料が800円近くするところも。毎月受けたら年間1万円近いと考えると…吉牛20杯以上損してます。月の売上で考えても、もしこのクライアントから一ヶ月に5万円分しか売上がなかった場合、振込手数料が1%超えると思うと哀しくなりますね。翻訳で考えれば数十ワード分タダ働きしたのと変わりません

翻訳者のことをよく考えてくださっているところだと海外でも負担してくれるところもあるにはあるので本当にありがたいものです。

あと、昔1社だけあったのですが支払期日が締め日から1ヶ月半以降先に設定されているのは個人的にナシ。

振込手数料が受取手負担だったり、支払期日が納期から60日以上先なのって下請法ではNGです。振込手数料をどちらかが負担するかは契約書で合意していればどちらでも良いのですが、原則的には下請けの方が立場弱いんだからちゃんと支払う方が負担しましょうね、ということになっています。

下請法が適用されるかどうかは、法人の方は自社の資本金、そしてクライアントの資本金によって変わってきます。自営業の場合、クライアントの資本金が1000万円以下だと適用外となるためトラブルが起きたときは要注意です。

出典:https://www.jftc.go.jp/houdou/panfu.files/pointkaisetsu.pdf

支払条件等以外にも、下請法では色んな禁止行為が定められているので一度確認してみましょう。あなたのクライアントはもしかしたらグレーかも…。

もしも諸条件があまりにも理不尽で交渉等も成り立たない場合は、中小企業庁の下請かけこみ寺あたりで相談してみても良いかもしれません。Anyaは前職の会社とフリーランスの仕事のことで相当揉めて相談したことがあるのですが、とても丁寧に解決法を教えていただいて助かった経験があります。

軽視できない担当者との相性

これ、会社単位で語れるとは限らないのですが、案外担当者の方と相性が悪い場合も地味にストレスになります。

今まで不満に感じたことをリストにしてみると以下の通り。

  • スケジュールを1人に伝えているのに社内で共有されておらず、複数人から無理な納期の問い合わせが度々来る
  • 案件受注に必要な情報が足りないため毎回これこれの情報も伝えて欲しいと頼んだことを数週間で忘れられる
  • 内容把握ができないらしく、こちらが到底無理な内容の打診が多い
  • 納品後にクライアントが処理すべき事項について度々尋ねてくる(責任転嫁のため…?)
  • 明日送りますと言った必要書類を何日も送ってこない
  • 日本語が不自由すぎて、問合せ内容が不明瞭

今はこういう方が多数在籍しているクライアントとはほぼ切れているのでストレスなく仕事ができていますが、まだ取引があった頃、こういうPMやコーディネータさんからメールが来たときはメールを開く気にもなれないことが度々ありました(笑)

メールのやりとりなんて1日10分未満でほとんど済みますが、最初から過不足なく情報を伝えていれば、本来一往復のメールで終わることが人為的ミスで三往復になるのは時間も手間ももったいなすぎ。クライアントによる人為的ミスで時間を無駄に割くような事態が日常茶飯事だと、仕事の効率を外部から低下させられてるようなもんなのでメイン取引先を変えるのもありでしょう。せっかく自営業をやっているのであれば、こういうストレスとも無縁になるようにクライアントを選べる立場でありたいものです

もちろん会社単位でもある程度色が違いますが、規模にかかわらず単価が安いところの方が比較的社員さんの能力のばらつきは大きいように思います。給与ケチってるから良い人が来ないんだろうな。

まとめ

今回は取引先を選ぶにあたっての視点についてまとめてみました。

フリーランスをはじめとした自営業は、最初の頃はがむしゃらに何でもやるつもりで仕事をやることも大切だと思います。ですが、落ち着いてきてそれなりのものを提供できるようになったら、何でもかんでも仕事を受けるのではなくクライアントの選定も戦略的に行っていかないとワープアまっしぐらです。自分なりの最低基準を決めるなりして、弱気にならず攻めていきましょう。