自営業(フリーランス)は死ぬまで現役?

自営業は人に雇用されるのとは異なり、定年というのがありませんね。理論上は5歳でも開業できます。もちろん90歳でも。

自営業なら年齢制限がないのでずっと働けると言いますが、本当でしょうか?

死ぬまで働くほど代替の効かない人材だという自信はありますか

先日、宮崎駿監督が復帰するとの報道がありましたが、現在御年なんと76歳だそうで。

Anyaの祖父母が亡くなった年齢はだいたい80前後でした。日本人男性の平均寿命は今や80.21歳と男女ともに80代まで生きる方が増えましたね。でも、祖父母の亡くなる直前の頃を考えると、病状によっては7、8年入院しっぱなしだったり、数年介護施設でほぼ寝たきりになっていたりと、健康寿命でいえば70代前半~半ばまで。

高齢者の基準を見直そうという声が出ていますが、健康寿命が80歳という方はかなり少ないでしょう。

発注側の中の人だったころ、フリーランスの応募には70代の方もいらっしゃいました。若い頃にパソコンがなかった世代だと考えると、一般的にはその年齢でパソコンが操作できるだけですごいと思います。

宮崎駿監督のようにアート系でトップレベルの仕事をしている場合は代わりが効かないので死ぬまで仕事はできると思います。かの有名なすきやばし次郎の大将も現在91歳だそうで。

こうやって、世間的に評価されるレベルで仕事を「創れる」個人は強いです。需要の方が断然多いですから、言葉通り死ぬまで現役でいられますよね。

下請けフリーランスは高齢だと厳しいのが現実

でも、企業の下請けとして仕事をしている自営業の場合、こういう立場になるのは至難の業。だって、個人の外注に出す仕事の範囲なんてたかが知れていますから。

発注側だったころは、高齢者からの応募は何とも言えない気持ちになりました。どれだけ「健康です」と書かれたって、依頼している間に急遽入院しましたじゃ困るので、実力があっても迷っていたと思います。

結局諸条件を満たす方が現れなかったので在職時に高齢の方と契約したことはなかったのですが、高齢になっても業務委託で頼まれる方って実際にはコネがある場合に限られるのが現実なんじゃないでしょうか。

会社員としての採用も一定年齢を超えると相当なキャリアや実力がない限り敬遠されがちですが、それって仕事に対する柔軟性のなさだったり、覚えの悪さだったり、年齢を重ねているからこその意固地さ等が影響していますよね。

フリーランスに対しては発注側から色々指示はありますが、会社員と違って作業途中の修正指示ができないことを考えると、若い方と同じように柔軟に対応できないのであればかなり厳しいでしょう。

時々自称ベテランの方にあった例でいうと、指示を無視して「○○はこうすべきなので、こうしました」と勝手に持論を押しつけてくる方がいらっしゃいましたが、エージェント側だっておかしいと思ってもソークラ指示には逆らえませんってば…(笑)

まとめ

フリーランスをやるにあたっては個人ってだけで法人よりも信用が落ちるということは各々自覚してないとだめですが、そこにさらに健康上のリスクがどうしてもつきまとう高齢という条件まで加わると、単なる一外注としては年齢はリスクとして認識されがちです。

特に、翻訳者のような基本的に下請けになる職種の場合、定年がないとはいえ完全に高齢者扱いされる年齢でも仕事を続けるというのは難しいのが現実です

お小遣い稼ぎをするのは勝手ですが、やるならなるべく早めにやりましょ~。