フリーランスは身軽なんかじゃない!一翻訳者の装備リスト

友人にフリーランス翻訳者をやってるというと、スタバでMacBook Air持ってドヤ顔で作業してるなんて思われがちなAnyaです。どうも。

でも、実際家を出て翻訳作業するのってほぼ無理!

できなくはないですが、ノートPCはスペック面できついですし、元々腰痛になりやすいのもあって普通の椅子はすぐに腰痛くなるし、お店に長時間居座るのは迷惑としか思えないので飲食店で作業するのは抵抗があります。

訳文のチェック段階でプリントアウトしたものを持ち込んで作業するんだったらできなくはないですが、機密保持の観点で厳密にはNGなのでそれもやりません。

というわけで、基本的には100%自宅で作業しているのですが、今回はAnyaのハード面の装備をご紹介します。

デスク

まずはデスクがないと始まらない!現在利用しているのは普通の家具屋さんで購入した横140×奥行60×高さ75cmのデスクです。

PCを利用した作業とそれ以外の作業を分けるのであれば下のようなL字型がおすすめ。

最近では、座っている時間が長いと生活習慣病リスクが上昇するという研究結果が発表されました。しかも、その研究結果によれば、恐ろしいことに運動をしても座っている時間が相殺されることはないそうです。

デスクワーク従事者に座らずに仕事しろとか無理では…?と絶望してしまいそうですが、やれることはあります。スタンディングデスクを使いましょう!Anyaは今はフツーの作業用デスクを使用していますが新調するときは立った状態でも座った状態でも作業できる電動昇降デスクにする予定です。

それと、デスク購入時にキャビネットは付けませんでしたが、結局文房具やら紙を置く場所が雑多になってしまうので後で購入しました。プリンタ台としても便利ですよ。

これはあってもなくても良いですが、デスクの端には作業中指示書等を確認するためにデータホルダーを設置しています。昔ディスプレイに常時表示させれば良いのでは、と思いましたがデジタルも限界はありますね。

チェア

ライターや翻訳業など長時間PCをいじる仕事をするのであれば、ぜひチェアはこだわりましょう。腰痛は一度なると癖になって本当に最悪です。

Anyaが現在使用しているのはオカムラのコンテッサ

以前はアーロンチェアやオカムラのバロンだったこともあります。その頃は、コンテッサは座り心地は良いものの、付属のヘッドレストがペコペコ動く小型のヘッドをレストできないヘッドレストしかなくそれがあまりにも嫌で避けていました。少し前に現在のメッシュ製大型ヘッドレストが利用できるようになってからはコンテッサに切り替えました。

他にも試座してみて良い感触だったのはエルゴヒューマンです。

これは何が良いって、オットマンが付いているのが最高。体型的にもしっくりきたので次の買い替え時はエルゴヒューマンにする予定です。

どのチェアにするかに関しては、自分の体型や作業時によくとる姿勢(前傾か後傾かなど)にもよりますが、大塚家具などの高級家具店やメーカーのショールームで10分ずつで良いので試座するのをおすすめします。パッと座っただけの感じと長時間座ったサポート感ってまた別なので慎重に選びましょう。

Anyaは現在、座部はメッシュにしていますが、本当に好みなのはクッションです。ただクッションは使用しているうちにどんどん凹んでいくだろうし、交換頻度もそこそこ高いんだろうなと思うと買う気になれませんでした。メッシュは秋冬は寒いのでムートン座布団を引いて使用しています。

チェアは高い物は15万とかしますけど、使用年数が数年程度なら中古市場でそこそこの値段で売れるので、失敗しても結構取り戻せますよ。

PC環境

PC

我が家にはPC好きで無駄にスペックが良いパーツを使って自作している家族がいることもあり、PC自体は家族が新調したときにお古(といってもその辺の型落ち品程度)をもらったり、パーツを一部増強して使っています。自分で買い足すのはSSDやメモリくらいでしょうか。

電子製品なのでアップデート頻度も短いですし、どのパーツでもリアルタイムで良いとされる商品はその都度コロコロ変わるので、一概にどのメーカーなら間違いないってものでもないように思います。

そんなわけで、市販PCに関してあまり述べることはありませんが、翻訳支援ソフトのような重いソフトを利用するのであればメモリは増設しておいた方が良いでしょう。

Anyaはメモリ8GBだけですし、全体としてはミドルレンジスペックですが、翻訳支援ソフトなど重めのソフトを使っていても巷で聞くようなトラブルにあったことはありません。

メモリ16GBのPCを使っていても翻訳支援ソフト使用でトラブルが多いという声も聞くので、メモリだけでなく全体的なスペックも大事だと思います。

サブPC

緊急時のためにサブPCを1台用意しておくのはと~っても大事です!!!一度、冗談かと思いましたが近所に落雷してPCが死亡したときは泣きたかったです。

緊急時用のサブPCは持ち歩くことも考えてノートにしましょう。Anyaは旅行のときも毎回念のため持って行っています。現在はノートPCに関してはAsusのZen Book愛用中。Apple製品はデザイン以外は使い勝手の面で好きではないこと、またソフトが対応してないものも多いので使いません。

ノートPCに投資するんだったら、今ならThinkPad X1 Carbon、あとはよく持ち歩くならPanasonicのLet’s Noteですね。よく飲み物をこぼしたり物を落とすなどそそっかしい方には堅牢度最強です。

キーボード

キーボードは良いものを使っていないと、フルタイムでバリバリ仕事すると地味に指への影響が大きいです。

Anyaは負担がめちゃめちゃ軽い東プレのRealforce ALL30gモデル。何が30gかというとキー当たりの荷重です。これ使っててもたまに指に違和感を感じるので、他のキーボードだともっと辛いかな。

余談ですが…先日躓いてキーボードにカフェオレを派手にぶっかけて青ざめましたが、即座にUSB抜いてキーを外してある程度は拭いて乾かしたら大丈夫でした。結構丈夫なのかも。頼もしいです。

30gというと、普通のキーボードに比べてかなり軽いです。ノートPCのキーボードが重いな…と感じるくらいには。軽すぎるのが嫌な方にはALL45gモデルも。

荷重がすべて一緒ではないモデルだと、タイピングする指に合わせて荷重が45gと30gに分かれている変荷重モデルがあります。

Anyaは汚れが目立つのが嫌なのでカラーは黒にしましたが、ブラインドタイプできるとはいえたまに無意識に確認していたらしく、キーの印字まで墨色だと困ることもあると使いだしてから気づきました。皆さんは真似しないように!

一瞬もキーボード見ずともミスタイプなんてないわ!と自信のある方は黒キーボード×墨色印字でも大丈夫でしょうが、意外と不便です。

マウス

知人に以前すすめられて、ローラーバーマウスと普通のマウスを併用しています。

買うまではどうやって操作をするのかよく分かっていませんでしたが、手元に横長のバーがついているのでそれをころころっと転がすだけでマウス操作ができてめちゃめちゃ楽です

見てみないと分からないと思うので動画を参考にどうぞ。

普通のマウスはたまにしか使わないので、家族のおすすめのまあまあのヤツで。これゲーミングマウスなので反応良いんでしょうね…PCゲームはやらないのでわかりません(笑)

ここのマウスパッドも中々おすすめです。マウスパッドなんて何が違うんじゃい?と思っていましたけど、移動のスムーズさや操作性が意外と変わってきます。

バックアップ機器&雷対策

上に書いた通り雷でメインマシンがやられたことがありますが、そのとき幸いデータはバックアップしていました。バックアップがなかったら、きっと納期を破って切られてました

それ以来雷が鳴り出したらPCはシャットダウンしてアダプターは抜くようにしています。雷対策用にUPSもありますけど、近くに雷が落ちたときはUPS自体も壊れることもあるそうなので一応、という感じですね。

雷が落ちることは稀ですが、ブレーカーが落ちたときなんかのためにもUPSは用意しておきましょう。蓄電池容量は徐々に減るので数年毎に買い替え必須です。

あと気休めですが、書斎は全部耐雷アダプタにしています。1つ数百円なので使ってない方は買っておきましょ。

バックアップはNASを利用しています。上手く利用すれば外出時でも自宅のデータベースにある動画や音楽も利用できるので便利。

ディスプレイ

最後に、ディスプレイに関しては画面が狭いと作業効率が下がるのでデュアルディスプレイにするのをおすすめします。ディスプレイは高いですがEIZOが良いですね。

設置に関してはアームを使った方がディスプレイの脚が邪魔にならなくて良いです。あんまり安いものだと強度が心配なので、そこそこの値段のものをおすすめします。

プリンター

昔はショボいプリンターが数万円するのはざらだったのに、今やコピー、スキャン機能がついても安くなりましたね。

翻訳やるならプリンタはレーザーで決まりです。大量に印刷するので。紙は裏表で使っていますが、500枚×5の箱を年数回購入しています。レーザープリンタを一度使い始めたら、インクジェットは印刷が遅すぎる上インクが高いので使う気が失せるはず

現在は4,5年前のキヤノンのプリンターを使っていますが、その頃はレーザー複合機は全体的に相場が1、2万高かったと記憶しています。カラー印刷したいなと思うときも稀にありますが、基本的に必要ありません。

使用中のものは壊れるまで使うつもりでいますが全然壊れません。インクジェットって使用頻度が低い割に不具合が多かったように記憶しているのですが、その点でもレーザーの方がストレスなく使用できます。

トナーに関しては毎回互換品のもの。たまに印刷が薄くてハズレもありますが、概ね問題なし。故障したときには純正トナーを使用していないと修理拒否こともあるそうなので自己責任でどうぞ。

あ、そうそう。NDAも絡んでくるので書類はちゃんとシュレッダーで処理しましょう。あまり高い物を買う必要はないですが、小さいサイズだと処理済みのものを頻繁にゴミ袋に移さないといけないのが面倒なため、大きさはそこそこのものの方が良いです。

その他周辺機器

現在のPCケースにはCDドライバがないので、たまに必要なことがあるので外付けのものを使っています。最近はノートPCも薄型のものが多いので使う頻度も増えましたし、安いので1つ持っておくと何かあったときに便利です。

確定申告は電子申告なのでカードリーダ(&マイナンバーカード)が必要です。カードリーダを買う費用がもったいないという方もいますが、電車賃&時間を使うよりは電子申告でサクッとやる方がおすすめ。

作業は音楽聞きながらやりますし、休憩に映画やドラマもよく観るのでスピーカーも別で用意しています。

まとめ

今回はハード面での装備についてまとめてみました。

装備というかはわかりませんが、仕事用の書棚も2つあるのでこれも合わせると結構な重装備ですし、引っ越しは考えるだけでも億劫です。

フリーランス=ノマド?の記事でも書きましたが、あちこちでフラフラ作業ができる仕事というと現実的にはプログラマーだったりブロガーだったりに限られてくると思います。実際に会った中では、ダイバーや美容師をやりつつ世界一周していたり、企業にスポンサーになってもらってブロガーをやりつつ自転車で世界一周している人はいましたが、仕事は完全におまけなのでちょっと違いますね。

というわけで、翻訳者は世間で思われているほど軽装備ではないのでした。最初のうちはお金がかかりますが一旦揃えてしまえばそこまで経費はかかりませんし、きちんとした装備があると作業の快適度が変わってくるのでしっかり道具は揃えましょう!