貞操なのは良いけどトライアルバージンはだめです

先日めでたく高単価クライアントとの契約を締結しました。「ココ単価良いよ」とは聞いていたのですが、ビビっていたのと、最近究極まで仕事を詰めたときの売上と体力はどんなもんか人体実験やっていたので最後に新規開拓してから気付けば1年以上経っていました…。は~反省。

今回は翻訳のキャリアを開始するために必要なトライアルについてお話します。

翻訳の仕事をするにはトライアル合格が必須

翻訳の仕事をしたい場合、直取引でいきなり仕事をくれる会社もないわけではありませんが、基本的には翻訳会社(エージェント)と契約します

翻訳全般の求人は翻訳者ディレクトリにあるので一度みてみると良いですね。専門が絞れているならそれぞれの分野を得意とする翻訳会社がググればすぐ出てくるので求人ページを確認しましょう。

求人を見て応募し、書類審査に合格すると通常トライアルという翻訳テストを行います。大抵は数百ワードですが、大手では2000ワードというのもありました。今だったらもうこの長さは受けません。こういうところってなぜか単価安い傾向にあるので。

トライアルに関してはこの本が一番詳しいです。一度読むと雰囲気がつかめて良し。ちなみにこの本の元ネタコラムは翻訳者ネットワーク「アメリア」にあります。

トライアルはさっさと受けよう

トライアルバージン?さっさと捨ててしまえ!

初めてのトライアルなんかは緊張するし躊躇してしまうと思うのですが、全然実績がないときって、書類審査時点でもそこそこ落とされますし失うものはないのでさっさと応募しましょう。

書類を1社だけ送ってじっと待ってるのは時間がもったいないので、応募するときは10社まとめて応募するくらいのつもりで応募しちゃってください。

基本的に、落とされたときって翻訳会社は返事くれないところも多いです。受領メールすらないところも多々ありますが、社会常識的にどうなんですかね…単価も良くて社員さんもまともなところはどこもくれるんですけど。

落とされて再受験したい場合も、大抵半年なり1年なり、ある程度能力が伸びるであろう期間を空けてくださいと言われるでしょう。長いとも思えますが、勉強したり他の仕事をしていたら半年なんてあっという間です

それに応募できる会社は国内外に多数ありますから1社落ちたらちゃんと凹んで提出訳文の見直しはすべきですが、さっさと気持ちは切り替えましょう

それでもビビるんだったら、未経験者の募集も多く確実に返信くれるシステムになっている翻訳者ネットワーク「アメリア」の求人を通して募集するのも良いと思います。

時々色んなブログを見ていると翻訳を5年以上勉強し続けている人がいてびっくりするんですけど、自慰行為みたいな勉強は趣味にしかなりません

こういう人ってきっと家族の収入がそれなりにあって全然切羽詰まってないか、単なるOL/専業主婦じゃない意識高い私に酔ってるんでしょうね。意識高い系装いたいんだったらヨガでもやる方が健康面でも効果あるし、体型締まるし、気分転換になって良いのでは…。

結局、実際にトライアルを受けてみないと立ち位置把握はできないんで、本当にプロになりたいんだったらダメ元でどこでもいいから応募してください

一定レベル以下なら全落ちですし、足りてるならどこかしら1つくらいは合格するでしょう。合格して仕事もらえて1件でも納品できたら晴れてプロと名乗れるじゃないですか。

Anyaも最初の頃は今見たら自分を殴りたいくらい酷い翻訳やっていましたが、今はトライアルもらったところに関してはほぼ100%受かるようになったので中々感慨深いです。

プロになってからも満足いくまで積極的に新規開拓しよう

プロになって最初からかなり良い単価で契約できない限りは、ちょっと安いくらいの単価でも契約しちゃうと思います。

最近は業界全体の相場が比較的安めなのもありますし、最初は実績積む必要があるから期間限定でやるように意識しないと、妥協してずぶずぶ沼にハマってしまうので、相場未満の単価の会社とはいつ頃単価交渉するか、あるいは新規開拓するかは意識する必要があります

単価に不満ならまずは交渉ですが、大抵上がるのは0.5~1円です。単価を上げることに承諾しても、その後打診が途絶えるところもあるようですが、Anyaは今のところ経験ないです。

その内多分この会社の限界はこの辺かなというのは見えてくるので、この時点でも不満なら新規開拓する必要が出てきます。問題は、基本的に単価不明なので情報がない限りは、結構な数受ける必要も出てくることですね。

新規開拓してめでたく良い単価のところと契約した後も、自分の分野の仕事が豊富にある会社か、そして自分が気に入られるかは別なので、きちんと継続的にお仕事をもらえるようになってから不満を持っている既存取引先の仕事は徐々に断り、フェードアウトするのがベストですね。

ちなみにAnyaの場合、こちらからのフェードアウトは1社しか成功していません(笑)連絡が減っているところでも少なくとも数か月に1回は問い合わせがありますね…。断るの疲れるワー

まとめ

いかがでしたか。

駆け出しの頃はダメなのは当たって砕けろの気持ちでぜひトライアル受験してください。受けないと分からないことも、実感できないこともたくさんあります。

冒頭にも書きましたが、先日数年前から目標としていた会社のトライアルに受かり、今までの数割増しの単価を提示していただけたのですが、正直、このトライアルのレベルなら1年前でも大丈夫でした…。ビビりすぎて後悔。プロになってからも新規開拓は満足いくまでやらなければだめですね。

同等単価のところがあと2社くらいないと平均単価的にはまだまだなんですが、初心に帰ってもっと積極的に新規開拓すべきだと改めて思ったのでした。