続・こんなエージェントはいやだ!

独立して翻訳をやるとなると、基本的には翻訳会社との取引がメインとなると思いますが、取引をしていて一緒に仕事をするのはちょっと…となったエージェントについて今回は語ります。

翻訳者はソークラ単価の何割もらえるか?

エージェントの料金表って見たことありますか?

公開されてないところが大半ですが、どうしても知りたい場合はクライアントのふりをして資料請求なり料金表をもらうことはできると思うのでお好きにどうぞ。

そんなことをせずとも、ソークラ・発注側として働いている方なら情報はあるはず。Anyaはソークラとしても発注者としても働いていたことがあるので、自分の分野に関するエージェントの単価はおおよそですが知っています。

エージェントがソースクライアントに請求する単価から何割を翻訳者に支払うかはいろいろですが、酷いところだと3割未満なんてところも。ですが感覚値として、ソークラ単価から翻訳者に渡るのは平均的にはおそらくですが3~5割だと思います。5~6割いただけるのであればかなり良心的だと感じますね。←すっごく少ないけど、知ってます。

こう考えると、直だと今の2倍もらえるのに!と単純に思えるかもしれませんが、直取引はエージェントとの取引と同じ労力で済まないことの方が多いのできちんとそのあたりは考えてから行動しましょう。



「エージェント」になっていないエージェント

Anyaは、約半分をマージンとしてとるのであれば、きちんとその分の「エージェント」としての役割は果たしてほしいと思っています。

個人的に今まで接したり聞いたことがある中でお仕事したくないと思うのは、エージェントとして社内で完結すべき部分をこちらに丸投げしたり、やたら問い合わせてくるところ

例えばですが、

  • こちらのスケジュールが社内で共有されず、無駄な問い合わせが多すぎる
  • 納品後に聞くまでもない細かすぎる修正について何度も質問してくる(チェッカーに先生扱いされる)
  • ソークラが理不尽すぎるリライト(ミスの修正ではない)をこちらに丸投げしてくる
  • PM(コーディネータ)が無知すぎて、分野は何か聞いてくる

といった辺りですね。

たまにあるくらいなら良いかもしれませんが、常にこういった面倒な対応が必要なところとの付き合いは考えた方が良いと思います。

特にまだ正式受注してもない案件についてのやりとりが多すぎたり、納品してしばらく経ってからあれこれ注文をつけてくるところはこちらの時間も削られるので要注意

こういう面倒事をやる覚悟で、単価がかなり良いのであれば直取引も良いと思います。

日常的に翻訳依頼をしているような企業については、「翻訳者と直接取引すればもっと費用が抑えられる」という動機で直取引をやるところも増えており、案外単価はフツーなところも増えつつあります。契約書で自分がすべき仕事の範囲はきちんと確認しましょう。

変にあちらの都合の良いように使われ、言われるがままにやってしまうとフリーランスの場合息切れしてしまいます。会社員ではなく、自分が交渉しないと誰も守ってはくれませんから、きちんと交渉すべきときは交渉しましょう。

基本的には、とても丁寧で翻訳者側に配慮をしていただけるような企業の方が多いですが、中には不払い・支払い遅延や、ずさんな対応で悪名高いところもあります。応募段階などでもきちんと取引企業は調べるようにしましょう。